本性を現したロシア 黒幕はロシアか?

北朝鮮のミサイルの多くはロシア製、あるいはロシアの技術指導の下に開発されたといううわさがある。

http://biz-journal.jp/2017/05/post_19246.html

まあ、昨今の不自然なほどの北朝鮮のミサイル技術の進展を見れば、さもありなんと思う。

ではロシアが北朝鮮を支援してどのようなメリットがあるだろうか。

まずは単純に、米軍の戦力を分散させる効果がある。米軍のクリミア半島への介入をロシアは極度に恐れており、シリアや北朝鮮に米軍を引き付けておけばそれだけ米軍の介入の可能性を減らすことができる。

次に極東における米国のプレゼンスを抑えたいと考えている。これは中国とも利害が一致し、東アジアから米軍を追い出して日本を孤立させれば、あとは意のままに、冷戦時代にも不可能だった東アジアの制圧が実現できる。

そのためには、北朝鮮に米国と「代理冷戦」させるのが都合よい。ロシアにとっては全くリスクが無く、万一失敗して北朝鮮が攻撃されても知らぬ存ぜぬを通せばよい。

考えてみれば、ロシアにとって都合がよいことばかりだ。

では万一、北朝鮮ICBMを完成させてしまったらどうなるか。

一番考えたくないシナリオが東アジアからの米軍の撤退だ。文大統領が米軍との軍事演習を取り止めるだけでなく、韓国から米軍を追い出してしまえば、防衛線は対馬海峡まで後退する。日本は孤立し、しかも米国は北朝鮮からICBMを突き付けられて身動きが取れなくなる。そうなると米国が日本を守る意思も怪しくなってくるだろう。

当然の帰結として、日本は自ら自国を防衛しなければならなくなる。

(独立国であれば本来当然のことであるが)

今、世界で最も核戦争に近い地域はどこか。

それは明らかに日本だ。

かつて彼ほどのキチガイ核兵器保有した地域・時代は無かったことを思い起こす必要がある。

もはや一刻の猶予も許されない。

日本は敵基地攻撃能力を整備し、場合によっては核武装も考えなくてはならない。

北朝鮮や米韓は緊張緩和参画を、中ロが呼び掛け