夏を涼しく

涼しくはもっぱらエアコン頼み、というのもプールは小学生の短期水泳教室が開かれているので、成人スクールはお休み。午後は入ってもいいんだけど、一人で一生懸命泳いできますほどの気力なし。ほかに行けるプールはあるんだけど、今一気分乗らずであります。

夏ということで怪談話しが色々と。怪談であるいは異界スポット、心霊スポットをとりあげて涼しさを味わってもらおうというような番組もありますね。

怪談好きというのはどうも教えられずともみんなワクワク好きみたい、

孫2歳9ヶ月、近所に図書館あり、たくさんの本を借りてきて、我家に来るときは読んでと持ってくる。随分前から気に入りで何度も持って来る本、「今昔物語」を幼児向けに読み砕いた本シリーズで4冊あるのです。字も読めず、しっかりと長い話を最後まで聞いているという根性もありませんが、遊び出したらもう飽きたのかと本を読むのを中断したら、しっかりと注意してくる、長いお話でこっちがくたびれてくるの。ようやく終わったら「もいっかい」と多分お話覚えていないんじゃないのです。

中納言が主人公で、安倍晴明がでてくるの。夜歩いていると派手な行列にであい、わくわくと後をついていくと橋の下にひきこまれ鬼が出てくるというような話。「今昔物語」の仏教説話が下になっているんだろうけど、あまり仏教臭は感じられません。唯鬼が人間をたぶらかす、というよな話であまりに暗い夜の道は注意しなきゃとか安倍清明が呪文をとなえ異界のものを撃退するような話。

鬼にいたぶられ逃げ惑う姿が面白いのか、異界のものを清明がでてきて退治擦るのが面白いのか、小学生むけと思われる本をもいっかいもいっかいと読まされてちょっと大変。

あんな小さい子が赤ちゃんむけの絵本も勿論大好きなんだけど、なんだって今昔物語がいいの?権中納言がお気に入りです。

お化けだの、鬼だのってどうしてか好きという遺伝子組み込まれているみたいです。不思議とかわけのわからないお化けがいっぱいとか、怖いを越えて興味ひかれるのって孫をみてると面白いなです。もっとも最近は家の中よりも外を走り回る、ビニールプールにはいる、大きなプールに行くが好きで本から離れているかも、ただのわけのわからないもう3歳児ですので。