【和歌山地裁】拳銃発砲立てこもり事件 犯人の母親を提訴 亡くなった男性の遺族が約1億3千万円の損害賠償求める

和歌山の拳銃発砲立てこもり事件、犯人の母親を提訴

亡くなった男性の遺族が損害賠償求める

和歌山市の土木建設会社で平成28年8月、従業員4人が撃たれ、うち1人が死亡した事件で、殺害された石山純副(じゅんすけ)さん=当時(45)=の母親(80)が、拳銃自殺後に殺人容疑などで容疑者死亡のまま書類送検されて不起訴となった男=当時(45)=の母親(80)を相手取り、約1億3千万円の損害賠償を求める訴訟を和歌山地裁に起こしたことが10日、わかった。

提訴は7月12日付。

 

訴状によると、28年8月29日朝、同市の土木建設会社の一室で、石山さんと従業員3人に次々と発砲し、石山さんを死亡させたとしている。

 

男の親族は母親を除き相続権を放棄しているという。