P.B.館:散歩する侵略者 (☆☆☆)S

SF作品というより、

浮気した夫をずっと怒っていた妻が、

頼りなくなり、自分を必要としてくれてる夫に変わり、

見捨てず世話してるうちに、再び愛するようになり、

愛を知らなかった宇宙人の夫も妻への愛するようになるラブストーリー作品だったかな

浮気が発覚し不仲の夫の真治は、別人のようになって病院に収容され、

妻の鳴海は、不満タラタラで面倒を看ることに…

真治は、宇宙人に乗っ取られており、鳴海の気が付かない所で、

妻の妹や仕事先の社長などから家族や仕事などの概念を奪い、

奪われた人は死にはしないが、その概念がなくなりパッパラパーになっていた

鳴海は、イライラしながらも、素直に自分を必要としてくれる真治を、

大事に思い直すと共に、彼を狙う奴らから守り始める

一方、ジャーナリストの桜井は、一家バラバラ殺人事件の現場に駆けつけ、

生き残りである女子高生の立花あきらを探しだそうとしていたところに、

「自分は宇宙人で、地球を侵略するためにきた。」と嘯く少年の天野と出会い、

ガイドに任命され、病院に軟禁されていた同じく宇宙人の立花と面会し堂々と抜け出すと、

3人で行動を共にし、厚生省部隊につけ狙われながらも、

部品購入等をし通信機作成の手伝いをしながら、地球側か宇宙人側かで揺れていた

桜井が、真治の居場所を見つけると、

天野&立花らが駆けつけ、一瞬だけ見つめ合う会議を終えた所で、

鳴海は、真治を車に押し込み走りだし、ショッピングセンターで、

追ってきた立花が車の前に歩き出してきて、車を避ける事を知らず、

はね飛ばされてしまい、真治の運転に代わり走り去る

天野は、はねられて死ぬ間際の立花から完成した通信機を受け取ると、

廃工場に行き、通信機をセットし始めたが、

厚生省部隊の襲撃を受け、相手を全て撃ち殺すも自らも命をおとすが、

宇宙人側につく事を決めた桜井が引き継ぎ、通信機をセットし作動させ、

襲ってきたドローン兵器の攻撃の囮になり爆死するが、通信は完了し、侵略攻撃が始まる

そのころ、鳴海と真治は、ホテルに入り、

真治から、人類が滅ぶことが確定していることを知らされると、

今、真治への愛で溢れてる鳴海は、愛を知らない真治に、

愛という概念を奪ってほしいと懇願し、真治に愛の概念を奪われ、

愛を知った真治は、驚愕すると共に、宇宙人たちの侵略攻撃も止まった

愛の概念を奪われた鳴海は、廃人のようになり入院し、真治がそばについてるっていうお話