千葉ロッテ・井口資仁 対福岡ソフトバンク戦での引退試合で有終の美

「ロッテ・井口、21年間の現役に幕「本当に最高の野球人生だった」」

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 ニュース(ベースボールキング)によりますと、福岡ダイエー、MLB(ホワイトソックスフィリーズパドレス)、千葉ロッテで21年間プレーした井口資仁(42)が24日、ロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われた自身の引退試合に6番・指名打者で先発出場しました。

 井口は1−3と2点ビハインドで迎えた9回裏無死一塁の場面で、バックスクリーン右横に突き刺さる起死回生の同点本塁打を放ちました。

 試合後には井口の引退セレモニーが行われ、これまでの野球人生を振り返る映像や、ホワイトソックス時代の関係者、福岡ダイエー時代の同僚・小久保裕紀城島健司からのメッセージ映像が流されました。

 最後の花束の贈呈でも斉藤和巳氏など、様々な関係者が登場し、井口を労いました。

 試合後のスピーチは以下の通りです。

 「まず、このようなセレモニーを行っていただいたロッテ関係者の皆さん。ありがとうございます。 入団当初の目標であった2000本安打、そしてメジャー挑戦、40歳まで現役。他の選手では経験できないことを、たくさん経験させていただき、本当に自分の宝になりました。

 そして、21年間、多くの皆様に応援していただき、そして今日引退試合、このセレモニー、本当に最高の野球人生だったと思います。

 小さい頃から夢だったプロ野球選手は今日で終わりますが、また明日から次の夢、目標に向かって精一杯頑張ります。そして、ますますの野球発展のために、野球振興のために尽くすことが、皆様への恩返しだと思っております。

 我がマリーンズですが、このような順位で終わるようなチームではありません。まだまだ伸びしろのある中堅、若手選手がたくさんいます。ぜひ! 皆さん今以上に熱い声援をこれからもよろしくお願いします。

 そして、選手の皆さん、残り試合、来シーズン、この悔しさをファンの皆様と共にぶつけて、このマリンスタジアムのポールにチャンピオンフラッグを立ててください!選手の皆さん、期待しています。

 最後になりますが、21年間熱い声援をいただいたファンの皆様、そして、チームの皆様、サポートしていただいた球団の皆様、全ての方々に感謝して、今日ユニフォームを脱ぎたいと思います。21年間本当に、本当に! ご声援ありがとうございました。」