詐欺の理論づけ〜古典的経済学〜

では、進めていきましょうε”ε”ε”(ノ´・д・)ノ

銀行貸出しによる購買力の増加と、それに影響されて出現した産業革命によって、経済規模が急激に拡大し始めました。

そうなると、この経済の仕組みを説明する理論が必要になってきます。

そこで登場したのがアダム・スミスらに代表される【古典派経済学】で、その大まかな特徴は以下のとおりに(´∀`*)

?自由な市場活動に基づく私的利益の追求の肯定

?自由貿易の支持

?商品の供給側(生産側)によって消費が決まる

?の自由な市場活動についてアダム・スミスはこのように述べています

「人々が商売のために自己の利益に突き進んでも、市場の見えない手に導かれて世の中の秩序は保たれ、結果として社会全体の利益増進に行き着く」

市場経済の自動調整システムを述べたこの考えが画期的だったのは、それまで、金儲けは悪いものだというキリスト教社会に根強かった価値観(聖書のマタイ伝19章24節に金持ちが天国にはいる可能性はない)に大きな変換をもたらしたことです。

これによって市場における個人の私的利益追求は、結果的には公益につながるのだという思想になり、資本主義経済を支える一大原理になりました。

?は諸国民の自由な貿易は社会を発展させるのだから、関税などの輸出入の規制は撤廃していかなければならないという理論です。

産業革命で工業力が増大した英国は輸出先を求めるようになりました。

当然、輸入先の国は、英国から自国の産業を守るために、高率の関税をかけるようになります。

その門戸を解放させるために提唱されるようになった理論です。

極端な一例を挙げると、中国の清帝国と英国の間で起きた【アヘン戦争(1840年)】。

清との貿易において慢性的な貿易赤字に苦しんでいた英国は、その赤字を埋めるためにアヘンという麻薬を清に密売していました。

その密売を清が取り締まり始めると、自由貿易の侵害を行ったとして、清に戦争を仕掛け、結果は英国が勝利し、清は賠償金の支払いと香港を割譲しました(´_` )

まあ、とんでもねえ悪党であり、まさにこれぞバイキング、マフィアのやり口と言ってよいかと( ̄σ・ ̄)ホジホジ

?の商品の供給側(生産側)によって消費や投資が決まるという理論は、生産した商品は必ず売れるという考え方であります。

この考え方を経済学では【セイの法則】と呼びます。一言で古典派と言っても様々な説があるそうですが、共通点はこの法則を支持しているところにあるようです。

そのため経済成長のためには商品の生産力を拡大させ続けることが必要であり、そうするには政府は出来るだけ経済に関与しないで市場の見えざる手に委ねたほうがいいという理論に基づいています。

生産力が低く貧しかった当時の社会においては、生産した商品の殆どは売れたので、この考えが正しく思えたのだそうです。

しかし、生産面を重視する古典派経済学の理論は、購買力を管理し、消費や投資に影響を与える銀行家と通貨の存在を経済学の対象から外すことになっています。

この古典派経済学は、?の金儲けの正当化、?の自由貿易による英国の帝国主義政策の促進、?の通貨発行権を独占する銀行権力の無意識化に大きく利用されていくことになります。

ここまでの話だけで、日本の本当の戦時中の歴史などに詳しい方々は色々ピンとくるんじゃないかと思います(´∀`*)

まあ、このお金の話が終わったら、政治についてのシリーズも書きます故、それまでお待ちを(笑)

次回はある一族を中心としたユダヤ勢力の財閥登場などを綴っていきますのでお楽しみに┌(_Д_┌ )┐

では、今日はこのへんで〜ε”ε”ε”(ノ´・д・)ノ